犯人は
この細いパイプを
通って
黄金の顔へいった。
写真は
公式記録写真集,
記念写真集
連合赤軍
狼たちの時代
より引用
 大阪府警は
日本万国博覧会の警察記録
という本を出版している

めだま男のことは
アイジャック騒動として記載されている

 第二機動隊 第五中隊 レンジャーの話がでている

会場警察隊長から指令を受けた我々は
得意の技術でその男が潜む 目の下
約1メートルの場所に到達
 そこで監視を続けることになった。

 われわれとその男の場所には人が 
かろうじてくぐれるぐらいの穴が通じている。

ここで監視中のハプニングを二三あげてみよう

 緊張したf隊員の顔に水がかかった。 
雨だ

空を見ると雲一つない上天気。
よく見ると彼の男 小便の真っ最中。

ろう城 四日目 

白い包みが 落ちてきた。
助けを求める手紙でも入って
いるかと隊員が拾って開いてみたら
中は ほかほかの糞。

男を呼ぶのに 
オオイでは格好がつかない

そこでN隊員
ひとつ適当な名前で読んでやれと
思いついたのが
後輩の佐藤巡査の名前

オオイ 佐藤君 
やることは やった早く降りて来い

これを聞いた彼の男 
下に落とした物から指紋をとったのか
と答えてきた

 なぜ こんなこというのか不思議だった。
逮捕後
男の名前が佐藤英夫であったと聞き
隊員一同驚くやら噴き出すやら

逮捕

5月3日
 前夜からぶっとおしの警戒は
若い隊員でもかなり苦痛だ。

午前5:40
 I小隊長は男を納得させ 万が一を考えて
腰に命綱を巻きつけ
小さな穴をくぐりぬけて目に入った。

説得すること約35分 
だめだ もし飛び降り自殺されたら大変。

逮捕の際 格闘にでも なって
落ちたら命がない。

ことは慎重を要した。  
2回目 これもだめ 

しかしもう一回

男は危険を冒しても説得にあたった
I小隊長の
人間味あふれる説得に
心打たれたのか
降りる気配を見せた

午前8時20分 
3度めの説得に男 ついにダウン。

実に
159時間のろう城劇
ピリオドを打った。

ちょうど この日
私は太陽の塔に目玉男が昇る
ほんの少し前に竹本君と昇っていた。

降りてきてまわりがそうぞうしかったのだが
誰に聞いても何もわからないようだった。

まさか人が目玉の中にいるとは
家に帰るまでわからなかった。

事件発生直後というのは
あんがいそんなものかもしれない。

わたしの車初代マツダキヤロルと
ホンダS600SMが
お世話になっている下田オートメカニックの
社長のお父さんが 
このめだま男逮捕の立役者とは
近年まで知らなかった。
万博の時代を愛するエンスーは相談すると
親身に相談にのってくれるよ。
 4月26日 午後5:20ごろ 
万国博会場シンボルゾーンにそびえている 
テーマ館太陽の塔先端の黄金の顔の右目の中で

赤軍
と書いた赤いヘルメットを かぶりタオルで
覆面したグレーの上着 黒ズボン姿の学生風の男が
黒いバッグのような物をもって登り
通路の扉を閉じて万国博をつぶせ とアジ演説を始めた

このため太陽の塔のまわりは2、3000人の観客で
大混雑となり大阪府警会場警察隊は 約170人の警官を
出動させて整理に当たった。

また万国博協会の職員と警官が太陽の塔に登り 
扉ひとつを隔てて赤ヘルメットの男に 降りてゆくように
説得したが 男は応じなかった。

 通路が狭くまた目玉の中で押しあった場合 
転落の危険もあって 近づけず警察協会も説得で
下ろす方針を決め持久戦の形となった。

 男も防寒ジャンパーを持ち込む
などして構えを見せている。

黄金の顔の左右の目の中には
直径約50cm
5KWの電球が入っており
毎夕六時には点灯することになっているが、
点灯すると男が焼け死ぬ
恐れがあり、点灯を中止した。

 会場警察隊によると 同夜 大阪市内から
約50人の学生が会場に向かったという情報が入り
赤ヘルメットの学生と同じ
赤軍派と見られる
グループが日航機よど号乗っ取り事件に続き
沖縄デーを控えた会場で騒ぎを起こそうとしている
のではないかと 閉場後も警戒に当たった。

 
27日午前零時前  
警備担当の浜中協会事務次長が空中テラスから
携帯マイクで同夜最後の警告をしたが
男は万博をやめるまで下りない
と叫びそのまま横になった。(朝日新聞より)

 
27日 午前10時半 
太陽の塔のプロデューサー
 岡本太郎氏が姿を見せ 
  イカスねぇ ダンスでも踊ったらよかろうに
自分の作品がこういう形で汚されてもかまわない
聖なるものは  常に汚されるという前提を
もっているからねと言いながら
双眼鏡で覗いたりカメラでパチリ。

大阪府警は対策を検討したが 
男が外からドアを閉めている
金色の顔に通じる階段は
25メートルもある上 
顔ヘ通じるパイプは1人しか通れない 

目の内部は狭いなどから警察官を
目玉に入るのは危険と判断。(毎日新聞より)

今度は裸の男

太陽の塔の篭城男に
刺激されたわけでもないだろうが


27日正午まえ 母の塔階段脇に
髪の毛はバサバサ ひげは
伸び放題のヒッピースタイルの
すっ裸の男が現れた。

奇声をあげてテーマ館の入口まで
走ってきたが警官警官や警備員が見つけ
取り押さえた。
男は画家でハプニンググループに
属していると言っている。
(毎日新聞より)
目玉男
 
インフォメーションセンター

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